日本大好き、パラスイマー

 連休明けの大泉緑地は、普段の姿に戻っていた。
つまりシニアが多い…。私も公園の階段下りを練習、木の根っこを超えたりして感覚を取り戻す。

私は障害者がスポーツに取り組む姿に、いつも感動するが、今回は100m平泳ぎの選手。選手以上に、このコーチは素晴らしい。

ミッシェルは知的障害で、いじめにも合い、友達はいなかったが、水泳教室に通いだし、友達と会話が出来るようになる。

母親は看護師だが、妊娠中に脳へホルモンが正常に届かなかったと思い、自分を責めている。
ミッシェルの部屋は、日本のアニメの縫いぐるみや、フィギュアで埋まっていて、平泳ぎの選手として東京へ行けるのが願い。

選考を兼ねたレースで、ミッシェルの泳ぎに祈るコーチ。

結果は銀メダル

願いかなったミッシェルは、友達やコーチ仲間と東京、東京と…

このようなドキュメンタリーは、特別感動を誘う様に編集をされていない。それでも感動するのは、当事者を取り巻く親や、コーチ、友達とのかかわりが、心を揺さぶる。
それに反して、地裁判決の目黒虐待死で、父親に懲役13年。この子が感じた絶望感を想像すると、言葉が出てこないのである。