米原子力空母セオドア・ルーズベルト

グァム停泊中の、原子力空母セオドア・ルーズベルトで、8名の新型コロナウイルスの感染者が出ていると、日経新聞で伝えている。
なんせ空母は、常時約5000名の乗員がいる。
私も昔、入港している時に、乗員とビーチで遭遇したことが有った。骨休めに上陸したグアムの昼間、ビーチにいるのは、高校卒業したばかりと思しき、二十歳前後の乗員たち。もちろんガールフレンドなど同伴していない。男同士で連れもって、缶ビールを携えビーチに佇んでいた。
私がノルディック・ウォーキングで浅瀬を歩いていると、リーフホテル下の茂みの二人連れから、声が掛かった。
カメラを構え、シャッターを押してくれと言っているようだ。
私は気軽にOKと言ってカメラを受け取り、相手を見た。
違うらしい、私と一緒にカメラに写ってくれと言っていた。
真っ黒に日焼けして、両手にストックを持つ私を、ローカルと思ったらしい。私は申し出た若い水兵と快くカメラに納まった。離れようとすると、もう一人が自分もと言いだし、結局私は二人の水兵と、別々の写真に納まった。だから彼らのアルバムには、私の写真も残っているかもしれない。
今回もそんな若い水兵が、感染したのなら心が痛む。

クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスを例に取るまでもなく、閉鎖された場所での感染は早い。海軍のマニュアルにも艦内のウイルスはテロ並みに注意されているはず、乗員の下船は無いようだが、グアムのローカルに広がらないことを願うばかり。

しかしこのアクシデントを、注意深く観察している国が二つある。
米中戦争が始まれば、爆薬を積んだミサイルもあれば、生物化学兵器もミサイルに積まれる。生物は炭疽菌や新型ウィルスと予想できる。
当然空母は、そういう兵器で攻撃されるのは想定内。今回も艦船には検査キット800人分があり、足りずは航空機で運ばれるだろうが、駐留しているグアムより、横須賀の方が全ての面で適しているので、長引けば移動するに違いない。
その横須賀だが、産経新聞が「米FOXニュースは27日、米海軍横須賀基地に停泊中の米原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝えた。基地は向こう48時間にわたり封鎖され、関係者は屋内にとどまるよう指示されたとしている」
空母が二隻も汚染されたわけだが、クルーズ船みたいになることは無いと思う。


 もう一つの国は北朝鮮。韓国との国境には、米韓軍の攻撃に対し、即反撃できるように、生物化学兵器が隠されている。
過去に何度か米軍が北朝鮮攻撃をためらったのは、生物兵器で米軍駐留部隊の家族の被害を考慮した節がある。
だから米軍家族の韓国離れが始まる兆候が有れば、米朝戦争に現実味が生まれる。ウイルスの怖さを知る北の首領様は、防疫ルール違反で銭湯へ行った者を処刑している。
東京近郊都市を含め封鎖した場合、小池都知事はルール違反した者を、まさか刑務所に入れないと思うが…


雨の土曜日、そんなアホな事を考えながら、バイク・ランニングをしてたら…

力尽きシートダウン