ままならぬ人生…

 天気予報では、午後から雨は止むようなことを報じていた日曜午後
大和川左岸を、ノルディック・ウォーキングでスタート。

しかし降っていた雨は激しくなるばかり。平野区方面も霞んでいて、本降り状態。

新高野橋でUターンも頭にチラつくが、ここまで来たら右岸へ移動するしかない。

トボトボと歩くわけにはいかない。速歩で身体を温める必要を感じる。

雨でカメラをセットできないので、行基大橋のガード下に据える。

もちろん、だ~れもいない河川敷。

アビコ大橋の上へ戻って来る。振り向けば、突き当りに行基大橋が霞んでいた。

アビコ大橋の上は、雨の日曜日の恒例風景。イオン詣での車で渋滞中。

帰宅後、風呂場へ直行、入浴、酒、夕餉は自作で熱々の麻婆豆腐、ブリカマの塩焼き。
人心地着いたところで、「ドミノ」再生。
この作品10年以上前、初見の時は途中で寝てしまって、よく覚えていない。
今回は、しっかり観ることに。
主演のキーラ・ナイトレイは、海賊映画でオボコイ演技だったが、ここでは成長した姿で好演。
実話のドミノ・ハーヴェイは、映画の完成直前、2005年6月に35歳という若さで亡くなった。父親は有名な映画俳優、ローレンス・ハーヴェイ
私のコレクション棚に納まる「アラモ」に、ジョン・ウェインやリチャード・ウイドマークと並んで、トラビス大佐役で出ている。
ドミノ自身は、父親の死後、モデルなどを経験するがセレブの世界も嫌になり、屈折した人生から、賞金稼ぎの世界へ入ったようだ…
ここまでが、私が今回この作品を観るにあたっての予備知識。
しかし二度目の鑑賞しても、主演ヨシ、脇役ヨシなのに、監督ヨシとは言えなかった。
私は監督トニー・スコットの「トゥルー・ロマンス」が大好きなので、どうしても比べてしまう。あの路線で撮っていたら、相当面白い作品が出来たと思うのだが…
実話には、なにか縛られるモノが有るのだろうか?
その監督も、橋から飛び降り自殺してしまった。