いま、そこにある危機

 外へ出ないと悪いような天気。そんなわけで、午後からテニスコートへ

メンバーは少なかったが、ゲーム開始。

来週は半袖といきたいところだが、まだ寒波は数回あるだろう。

夕餉の後、ミリタリー好きの私は、少しお勉強。昨夜で三回目だが、NHKBSで放映されたから観た人も多いだろう。日本には6,700余りの離島が有るのに、無人島も多数。そのような離島が、他国に武力侵略されたらどうするか?
まず先陣を切って駆け付けるのは「水陸機動団
アメリカ海兵隊の「シールズ」を真似たのだろうが規模は、選りすぐりの3,000名ほど。


訓練は当然厳しい。装備を担ぎ、海上にヘリから飛び降りたり、ヘリの墜落時に、海中からの脱出法、水陸両用車の転覆から、ハッチを抜けての海上へ生還などなど、訓練で命を落とすこともあると思わせる過酷さ…

さらに実践訓練は、ロス近郊のアメリカ軍基地へ移動し、米軍指導で、島の奪還作戦を実施する。

機動団が動く前に、物見の部隊が先行する。水、食糧、弾薬、寝具持参の生活道具も一式。
思うに、折りたたみのMTBを一台持参したら、役に立つのでは…

しかし自衛隊には、当然日本の法律の縛りが…

しかし戦場でこんな打ち合わせをしていたら、敵の標的になるばかり、身の危険を感じたら即相手を反撃する。責任は上官が持つ、上官の責任は司令官が持つ、司令官の責任は、政治家が持つ。この方式が確立されていないと、現場は委縮するだろう。

負傷者を離島から、病院へ運びながらの、機上での気道確保や、生命の応急手当を、医療従事者でなくても出来る教育や資格も必要だろう。

米軍基地での実践訓練では、米軍専門家判定官になり、作戦の良し悪しを指導。

さらに人が住む離島の作戦では、即席爆発装置(IED)で負傷した隊員の救出や交戦、地雷捜索など、やる事が増える。

中東で米軍が苦労した経験が、自衛隊に実戦形式で伝授されている。

しかし想像される場所は尖閣列島になる。この映像も中国軍関係者は穴が開くほど観ているはず。こんな映像を流しても良いのかと疑問になるが、日本の自衛隊が米軍と合同で訓練に励んでいると告知するのが、大事なのかもしれない。