アンビュランス

レッスン後の遅いランチを済ませ、ネットの雲の動きを見ると、二時ごろ大阪は本降り状態。急いでノルディック・ウォーキングの支度をして、歩き出す。
目的は、久しく寄っていないツタヤで、見落としのアクション作品を物色したい。
しかし帰宅途中に降り出し、汗を掻きながら家に戻ってきた。

昨夜鑑賞したのは、救急車に乗務する、女性の救急救命士の話。
予備知識はなかったので、いきなり出だしは銀行強盗の物語かと思ったが、実際その通りなのだがヒネリが効いている。
妻の難病で大金が欲しい夫は、兄に相談しに行ったら、強盗に誘われる。
監督は マイケル・ベイなので、またケレンみたっぷりだろうと、タカを括っていたのに、なかなかどうして、救急車を乗っ取ったあたりから、俄然ドライブがかかりだす。
救命士は車の中で、撃たれた新米警官の手術もしながら、巧みな運転で強盗グループを翻弄していく。兄弟強盗グループに、横取りを狙うマフィア、追っかけるFBIにSWAT、ロス市警。ガンファイトが激しく続く。
その時窓の外で突然稲光、落雷の轟音。映画の銃撃戦に、爆雷音が被さり、臨場感満点。昼間の土砂降り予想が、今になって表れた。
浪花節的要素も入り、面白い作品だった。リピもいいけど、都合よく雷は落ちないので、初見の時のような興奮は味わえないだろう。