映画の申し子

昨日は晴れているが西風が強く、風上へ歩くのはちと辛い。

大和川砂洲の樹木の葉も、強風で裏返っている。

渇水期に入り、河の周辺で工事が多い。

歩き疲れ公園で一服。リュックにはツタヤで借りてきたDVDが詰まっている。

さすが映画の申し子、トム・クルーズ。前作から30年以上経って、思い通りの作品を創ってしまった。超大作だったので、撮り始めるまでは色々な葛藤や戦いが有ったと思うが、人脈と言うか人柄と言うか、米国海軍の協力もあり、素晴らしい作品に出来上がった。
前作を撮った監督、 トニー・スコットは今はなく、しかしその時感化された戦闘機映画の面白さは、脈々と受け継がれている。

しかし現代の戦闘機はもっと進化して第五世代と呼ばれ、米国と中国の争いになっている。
私が米国の F-22ラプターを始めて見たのは、グアムのタモン湾上空を、アンダーセン飛行場に降りる間近で、かなり低く飛んでいた。

中国最新ステルス戦闘機J-20(殲-20)は、実機を見たことはないが、 F-22の対抗馬になるのは間違いなく、両国は機数の競り合いを続けているようだ。
どちらにしろこの手のジェット機は、ドッグファイトをするほど近づかず、電子戦になると思われる。

トップガンクラスのパイロットを育てるには、相当の経費が掛かり、いずれ無人のドローンが主役になるだろう。どのような装備をしたジェット機でも、蚊の大群のようなドローンに囲まれたら逃げ切れるのは無理。
そういう意味では有人パイロットの戦闘機映画は、これが最後と思いながら鑑賞した。