終活の映画…?

土曜も休める人は、三連休
シニアは毎日休みでも、日本は祝祭日が多いと感じる…
堺浜へ漕いで来た

雲は切れたり、集まったり

家を出る時は冷えていたのに、少しずつだが気温は上昇

給水してすぐに復路へ

途中で、顔見知りのランナーと遭遇、
彼が岸辺に狸がいると知らせてくれたが、今思えばヌートリアの事だった

模型飛行機を飛ばすオッちゃんが、仲間と話し込んでいる
チャリに荷車を連結、飛行機を積載、よほど楽しいのだろう
自衛隊はドローン部隊リクルートしてみたら…?

給水していたら、女性ランナーが前を通過、これで二回目なので、
昔は声の一つもかけたが、今は見守るだけ…

自分でも使っているが「終活」という言葉は、あまり好きではない。
ビジネス用語だろうが、死ぬ前に後顧の憂いが無いように準備できる人は少ない。
青天の霹靂で亡くなる人もいるわけで、全ての人に当てはまるわけではないだろう。


と言って、何もしない訳にはいかない。居間のコレクション棚を眺めていたら、
死ぬまでもう一度、観て置かなくてはいけないタイトルが目についた。
そんな訳で、暇な時はそんなDVDを開き、見納めにしておこうと思った。


「駅馬車」
昔の娯楽と言えば、洋画。それも西部劇や冒険もの
小学生の頃、父親と観に行った記憶はあるが、公開されたのは私が生まれる二年前。
第二次世界大戦前に撮られたのは驚き。
アメリカでは舞台劇もあったので、原作は優れていて、出演者に全て無駄なセリフはない

親兄弟を三人組のならず者に殺され、復讐に燃え脱獄してきたリンゴー・キッド

馬をケガで失くし、突然現れたキッドを見て、驚く保安官

駅馬車に乗り合わせたのは、身重の騎兵隊大尉夫人、酒商人ピーコック、賭博師ハットフィールド、銀行頭取ゲートウッド、アル中の医者ブーン、娼婦ダラスなど…
しかし荒野で、ジェロニモ率いるアパッチに襲撃され…

応戦に手錠を外されたキッドも参戦、壮絶なチェイスが始まる

もうダメと思った時、遠くから騎兵隊のラッパが…
命からがら到着した街には、キットを迎え撃つならず者三兄弟が待っていた…

保安官に借りたライフルを持ち、ならず者と対決するキッド…

決闘は終わり、観ていた男たちは殆ど、年齢に関係なく涙するエンディング…


キッド演じるジョン・ウェインはクレジットの一番上でなく二番目、当時はまだB級俳優で大スターになる前、トップは娼婦を演じたクレア・トレヴァー


この年のアカデミー賞は、ジョン・フォード監督や作品賞がノミネート、獲ったのは助演男優賞と作曲賞のみ、それというのもオズの魔法使も退け、風と共に去りぬが受賞した。
私がいくらインド映画は素晴らしいと言っても、この三作品を超える映画は、まだ現れていない。