能登の遠い思い出

MTBを漕ぐより、歩く方が身体の調子が良い。
やはり上半身も動かすのがイイのかも…

連休最終日、風は穏やかだが、外気が冷たい

学生の時、アルバイトで能登半島を、一周したことがある。
厚さ10センチほどの歯科医師名簿を、各クリニックまで届けるのだが、地方JR駅へ配送された名簿を数冊リュックに入れ、徒歩やバスに乗り継ぎ、田舎の片隅まで行った。
待ち望んでいた医師もおれば、鼻でせせわらう医師もいて、必ずしも喜ばれる仕事ではなかった。
経費は各クリニックで集金した代金で、交通費や宿泊費を清算。
出版社の指示は最安値の旅館と、公共の乗り物のみでタクシーはダメ。
田舎の駅に貼ってある地図で見当を付け、名簿に記された住所だけを頼りに、クリニックを探す。いわば刑事が調べもので、足で稼ぐお仕事。


安い旅館に泊まったが、ラブホ兼用で、店主に他の部屋を覗くなと注意されたり、
その代わり晩御飯は、旅館の家族と一緒、店主は気を使ったのか地酒をコップで振舞ってくれた。
夏休みのバイトだったので、ラッキョ畑の中を、10冊近い本をリュックに背負い歩くのは、登山部の仕事だと悪態をついたりしたものだ。
結局数十冊ずつ、各駅へ配送されていたので、能登半島を一周して配り終えるのに二週間ほど費やした。
そんな訳で、住所さえわかれば、今でもナビ無しで、目的地へ行き着く自信はある。
しかし60年以上前の話、能登も変わっているだろうし、土地勘も忘れ去っている。
覚えているのは、辺鄙なところ…
しかも今回は真冬の雪、人海戦術が必要なら、援助を申し出ている台湾に応援を頼めば良かったのに…
やはり言うだけオヤジがトップなら、動きが鈍いのか…
それどころか、足元に火がついて動けないのか…
こういう時、番頭がしっかりしていれば機能するのに、番頭が誰かもわからない…
がんばれニッポン…が、情けない日本になったのは、誰のせい?

あ~あぁ やんなっちゃった…て歌う人もいない

しかしアメリカには凄いタレントがいる。
人気オーディション番組、AGT アメリカズ・ゴット・タレントで優勝した
腹話術師 ドルシー・リンも今では中学生
アイドル並みのルックスと、プロ歌手顔負けの歌唱力
相棒の人形とかわすトークも楽しい

ポップスからオペラまで、歌の種類も声までも自由自在、
どうなってるのこの人?  と思わずにはいられない

育てた親が見たい…見れます
普通のお母さんでした