予報では、午後の大阪の気温は35度。その午後に堺浜へ漕ぎ出す。日陰は阪神高速湾岸線の、ガード下のみ。
約二時間の走行だから、熱中症の恐れもある。覚悟しながら中間点に到着。

去年九月の台風で、倒壊したフェンスが、やっと修復工事に。
しかし堺市の南の空に黒雲。台風六号の影響か、雨も降っている空模様。シメタ、これなら気温も高くならないはず。
だがこのままなら、豪雨の中を帰宅することになる。一服する間もなく、私はペダルを思い切り漕いで走った。途中雨粒を感じたが、二時間を切って帰宅。オーバーペースだったので、風呂から上がっても汗が引かない。エアコンの効いた事務所で、扇風機を背中に当て、焼酎のロックを立て続けに数杯。やっと人心地がつく。

午前中イオンへ寄ったら、エスカレーターの傍で、中古のDVDを売っていた。冷やかしで覗いてみる。
こういう所で、滅多に掘り出し物はない。有ったとしても、たいていコレクション棚に収まっている。
「マラヴィータ 」は過去に数回レンタルしていたが、ロバート・デ・ニーロ のマフィア物なので、許容範囲か…値札は500円。
FBIの証人保護プログラムを適用された元マフィアの大物が、家族と世界各地の隠れ家を転々。とうぜんFBIの警護も付いているが、刑務所に入れられた敵対するドンが、報復に家族全員の殺害を殺し屋軍団に命令する。
しかし家族全員が身勝手なので、隠れ家周辺で目立ってしまい、殺し屋に見つかってしまう。マーティン・スコセッシが製作総指揮、監督がリュック・ベッソンとくれば、マァ、滑らないコメディに仕上がっている。家族の一員、黒のシェパードがカワユク賢い。