野郎どもと女たち

日曜日、午後の大阪。正確には大和川右岸、住之江区遠里小野付近。
体感温度は35度を超えているだろう。川下へ向かって漕ぎだす。

以前、若い男性二人がパンツ一枚で、横になって寝ていた。幅員が狭く、当然足が川まで出ていた。私のバイクが近づくと、気が付いた二人は顔をこちらへ向け「すみません」と言って、半身を起こし道をあけた。
通り過ぎた私は、もし相手が知らんぷりをしていたら、どうしたか考えた。まさか腹の上を乗り越えていかないが、「とおるで」とも言わないけど、相手次第で引き返すことはしなかったろう。

このオッちゃんは、上半身裸で、パンにかぶりついていた。

この兄さんは、遠目で見たときは、シャツをコンクリートの上で叩いていたので、多分泳いだのだろう。しかし川の流れはかなり早い。

ここでUをかまし、堤防上へ

高速湾岸線のガード下は涼しく、男性が寝ていた。

目的地に到着、水分補給をしていたら、南港方面へ向かうのかライダーにチェックされる。

対面にシャープの工場が見える。

戻る途中、ウォーキングの男性を追い抜く。熱中症対策はとっているようだ。

河川敷から堤防上へ上る。

上がったところで、二時間で初めて女性に遭遇。

戦場を歩き回ってばかりの父親は、妻の死を知らされて戻ってくるも、娘はそんな父をうざっとく見つめる。しかし父の仲間たちは、妻の死が仕込まれたものだと言い張る。
北欧デンマークの映画。幸せの国らしいが、うつ病になる人も多いらしい。
理由は、太陽の光によって体内で作られるビタミンDが不足することが原因らしい。
女性もヤッパ、外へ出てバイクを漕ぐのが良いと思うけど…
ジャケを眺めていても、みんなキャラが立っている。
面白い作品だけど、ハリウッド製に慣れた人には合わないかも。

アロハ・フロム・ハワイ

土曜は午後から曇り空。前日シーラントを入れたので、タイヤを転がしに漕ぎに出た。

雲の量が多くなってきた。

雨雲が下に降りてきているのが分かる。

水分補給しながら、続けるか撤収か思案する。

とりあえず河川敷を漕ぐ。

アビコ大橋まで戻ってきた。シーラントはタイヤの中を満遍なく行きわたったはずだ。

エルヴィスがヘリで到着~ファンへ挨拶 1973年1月9日で始まる、二枚組のDVD
晩年のエルヴィスのドキュメンタリー映画
娘が長女を生んだ時、退屈だろうと産院へ持って行った記憶がある。
トンデモナイ勘違いで、産後の母親は忙しい。そんな孫娘も高2になり、今頃韓国へコンサートを観に行っているかもしれない。
私らの時代は「監獄ロック」だった。

突然鳴り響く背中の携帯

大泉緑地へ漕いできた。どこかへ避難したのか、やはり鴨の群れは現れない。
来園者が内緒で餌を投げるので、隔離しているのかもしれない。

大学陸上部の部活か、上り坂でスタートの練習をしている。

帰宅途中、バンに幅寄せられたとき、背中のリュックの携帯が、けたたましく鳴る。

無視しながら走り続けていたら、二度目の警報音。松原市の防災訓練の連絡だった。

家を出る時、スコット27.5のセミファットがパンクしていたので、エアを入れてスタートした。しかし二度目なので、知り合いのショップでチェックしてもらう。

シーラントの効果が減ったのか、ブロックの隙間から、エアが漏れていた。

ファイバーの多いシーラントで補修する。店長の話では、今年いっぱいでタイヤも交換した方が良いらしい。

戦争映画と思ったら、違っていた。
さびれた町で肉体労働のバイトをしている男には、マルセイユの牢獄に殺人容疑で収監されている娘がいた。
真犯人がいると睨んだ男は、しばしば現地を訪れ、犯人探しをするのだが、現地のシングルマザーの助けが必要になり、その家族との距離も近づくのだが…
を演じるアビゲイル・ブレスリン、彼女を始めてみたのは傑作「リトル・ミス・サンシャイン」で末娘を演じた可愛い女の子。今回は少々太めの訳あり女性を好演。
父と娘の話なので「96時間」を想像したが、アクションなしの野太い父親を、マット・デイモンが、黙々と演じている。じっくり鑑賞すれば、なかなかいい作品。

アンビュランス

レッスン後の遅いランチを済ませ、ネットの雲の動きを見ると、二時ごろ大阪は本降り状態。急いでノルディック・ウォーキングの支度をして、歩き出す。
目的は、久しく寄っていないツタヤで、見落としのアクション作品を物色したい。
しかし帰宅途中に降り出し、汗を掻きながら家に戻ってきた。

昨夜鑑賞したのは、救急車に乗務する、女性の救急救命士の話。
予備知識はなかったので、いきなり出だしは銀行強盗の物語かと思ったが、実際その通りなのだがヒネリが効いている。
妻の難病で大金が欲しい夫は、兄に相談しに行ったら、強盗に誘われる。
監督は マイケル・ベイなので、またケレンみたっぷりだろうと、タカを括っていたのに、なかなかどうして、救急車を乗っ取ったあたりから、俄然ドライブがかかりだす。
救命士は車の中で、撃たれた新米警官の手術もしながら、巧みな運転で強盗グループを翻弄していく。兄弟強盗グループに、横取りを狙うマフィア、追っかけるFBIにSWAT、ロス市警。ガンファイトが激しく続く。
その時窓の外で突然稲光、落雷の轟音。映画の銃撃戦に、爆雷音が被さり、臨場感満点。昼間の土砂降り予想が、今になって表れた。
浪花節的要素も入り、面白い作品だった。リピもいいけど、都合よく雷は落ちないので、初見の時のような興奮は味わえないだろう。

イタチの最後っ屁

八月最終日、予報では34度超えると伝えていたが、大和川堤防はそれより2℃ほど高い。
おまけに湿度が、大阪を熱帯地方に変えている。
砂利道が漕ぐつどに、不快な音を響かせ、何を好んでこの道を走るのか…

いったん河川敷へ降りる。

台風の尻尾のせいで、蒸し暑さは覚悟していたが、だーれもいないオフロードを漕いでいく。

藪蛇も暑くて草むらから出てこない。

トンボやバッタなら、千匹はすぐに捕れそうに飛び交っている。

目的地へ到着。

別に工事関係者ではないけど、阪神高速14号松原線の喜連瓜破(きれうりわり)付近、橋梁架け替え工事の進捗状況を観察しに来た。橋梁の下は涼しいが、草刈りの最中で長居はできない。

現在は養生工事の、またその準備期間のようだ。

コンクリート破片の落下防止に、何重にも養生板が設置されるのだろう。

両側のススキやカヤの背が高く、それで余計に暑苦しい。汗まみれの首や腕にバッタや小さい虫が突っ込んできて、這う這うの体で逃げ帰った。

この作品が好きな人は何度も観ているだろう。私も10回以上は鑑賞している。
はみ出し刑事が、刑務所の囚人の助けを借り事件を解決するバディもの。
プーさんは兵力の補充に、刑務所の囚人や高齢者にも募集をかけているそうだ。
まさかプーさんはこの映画を見て、真似したのかもしれないが、ウクライナ侵攻の解決策にはならないだろう。
アナリストの話では、来年の春ごろ、ロシアがウクライナから撤退して、停戦になる…
そうなる前にプーさんが、権力の座から去ることになるかもしれないが…。