初打ちでドキッ!

今年初めてのレッスン。コーチが、休み明けなのでケガしないようにと、注意で始まる。
しかしドキッとする場面が終盤に起こった。
男子だけのミニゲーム。かなり激しい球を打つ上級者が、ラケットを振った瞬間、コートに仰向けに転倒、後頭部を打ちつけた。
ハードコートなので、ゴンと音が響き、一瞬メンバーが凍り付く。コーチが駆け寄り様子を見るが、数分で立ち上がり大丈夫の様子。
他人事ではないが、シニアのテニスは無理せずユッタリと自戒する。

午後の遅い時間、近場を少し漕ぐことに。正月明けなのに、人通りは少ない。

しかしゴミ収集が始まり、パッカー車は大忙し。

路地を抜け、高野大橋を渡り、大和川右岸へ移動。


石川サイで水分補給するが、ローディも仕事に入ったのだろう、出会いは無い。

ここで再度、河川敷へ下りる。

冷たい向かい風を正面から受け、家路へ急ぐ。

風の影響で、漕いでも時速15km出ない。

やっとアビコ大橋まで戻って来た。

大胆! 高校二年生

寒くて、冷たい風の大泉緑地。
バイクを止めて、ウォーキングに切りかえ丘を登ってきた。

何故かここに来ると、鼻の奥がツンとくる。
30年ほど前、ボルゾイ犬の兄弟を連れ、たびたび大泉緑地へ歩いてきた。
家から4キロほど。この丘もお気に入りで、喜び勇んで走り回るのに、帰りは歩道で寝そべったり、グズついたり。

愛犬も亡くなり、その後は私が、MTBで時々上り下りした。

ここは大池も望め、緑地では眺めの良い所。思い出の場所なので、リュックからペットボトルを出し、草むらへかけてやる。
後日譚として、二頭が家から脱走、勝手知ったるここを目指し歩いてきたら、出入り門近くの花屋さんが、不審に思い保護してくれた。
家人は慌ててそこらじゅうを探しまわり、動物病院へ電話、そこへ花屋さんからの連絡が有り、無事に戻って来た。

娘と中坊の孫が帰京し、入れ替りに、正月ピザ屋でバイトをしていた孫娘が、新幹線でやって来た。
中学生のころ、高校に入ったらバイトして、韓国一人旅をすると言っていた孫娘も、美容高校二年生。
去年九月に、飛行機もホテルも一人で予約し、三泊四日の旅をしてきた。ひと月遅れたら、大事故に巻き込まれたかもしれないのに…
彼女は韓国語の勉強は日ごろからしていたので、読み書き、それに会話もローカル並み。
アプリで韓国の同じ学年の女子と友達になり、楽な気持ちで出かけたようだ。
当地では韓国版のディズニーランド、ロッテワールドも一緒に楽しみ、帰国時には相手のお母さんが空港まで送ってくれたそうだ。
やはり語学が出来れば、すぐに外国でも友達ができる。
日本の政治家も三か国語ぐらい話せて、現地の新聞を読めるぐらいのスキルは必要だろう。今年は選挙の年、新聞の経歴欄には、そのような履歴も載せて欲しいものだ。
しかし彼らは、ペットボトルの水を飲むように嘘をつけるので、信用は出来ないが…


あびこ観音さん

昨日は初詣を兼ね、昔住んでいた大阪市へノルディック・ウォーキング
アビコ大橋を渡れば、むこうは大阪市。

途中寄ったのは、50年前住んでした文化住宅。
建て替えられているが、昔は木造二階建て。一階に住んでいて、隣の若いカップルの煙草の不始末から出火。私ら外に逃げ出た時は、すでに火が回り、煙が出ている。
部屋には保育園児の娘が昼寝。慌てて救い出したのを覚えている。
その後三日間、自治会館で寝泊まり。知り合いの不動産屋の紹介で、借家に転がり込んだ。
自営業を始めたころで、生活はしんどかったが、この火災が、私の不屈精神に火を点けた。

そんな訳で近くのあびこ観音は、馴染みのお寺。年に数回はお参りをしていた。

まず線香を買って、煙を身体にまとう。

お札を買う行列。私は混雑を避け、右の賽銭箱前で手を合わせ…

境内裏手のビンヅルさんへ…
頭をさすって、自分の頭をなでると賢くなる…
子供たちにも教えたが、地元の人は知ってる穴場。

能書きはホントかどうか知らないが、銅像の頭をさすった手を、飼い犬の頭にのせている愛犬家。効能は犬に聞いてみないと分からない。

この観音さんの売りは厄除け。二月の節分には、地方からの参拝者も多く、警察も出て大賑わい。当然私もここで厄落としを済ませている。

樟の成長は50年経っても分からない…、と言うよりも変わらない。

寺の周囲の密集地から抜け出し、近所を歩き回るが、数十年経つと路地も忘れ二時間経過。
ヒートテックも汗を搔きだしたので、歩くのを切り上げ帰宅する。

エンドロールに、ロックの主題歌が流れる、
極限で学んだことが、
       俺を助ける…
ジェイソン・ボーンは自分を苦しめた大元は、CIAの組織と、その長官だと認識。
彼らに最後の一撃を、命がけで喰らわす。しかし敵と思われたCIAの中にも、ボーンを助けるひそかな味方が…
CIA長官と言えば、陰の大統領。そんな人物を訴追に追い込み、大物スタッフは逮捕。
どこかの国の忖度したり、されたりして出世した不起訴の国税庁長官とは違う結末。
私が滅多に邦画を観ないのは、ハリウッド作品のように、堂々と国を批判する気概が無いからだ。
そういう意味では米国の民主主義は生きていて、日本は進んでいるようで退化している。
そのことを年の初めに再認識するには、きわめて質の高い作品だろう。

初漕ぎ

二日は好天だったので、大和川右岸を河口の方へ漕いでいった。
ここまで来ると、人の気配はない。

バイクが早く漕げよと、誘っているみたい。

それではと復路を漕ぎ始める。

いったん堤防へ上がり、再び河川敷に下りてくる。

夏は、コンクリートの灼熱ロードを、川上へ…

私もジャーマンシェパードを飼っていたので、つい眼がいってしまう。

オッ! 美人さんのエクササイズ…

二日目のお買い物か…

復路は追い風で、順調にアビコ大橋へ戻って来た。

人が企業に身を投じると、毎日のプレッシャーに追いまくられる。
企画や納期、段取り、もろもろの問題が降りかかり、その一つずつをクリアしないと先に進めない。そこまで追いつめられると、人は出社拒否や、精神疾患に怠る場合も…


しかしこの男、追い詰められたら相手の裏をかき、もてるスキルで殺しもいとわない。
そして問題が解決すると、侘しさだけが残る。
何度観ても憧れるジェイソン・ボーンの世界。
シリーズ二作目を観終わると、ホーと一息、眼には薄い涙がにじむ…

元旦を歩く…

四泊五日で東京へ戻った娘と孫。元旦は私一人で、大和川堤防を歩く。

橋を眺めながら、勉強は出来なくても、孫は背骨が一本通った男に育って欲しい。

断酒しているので、グラスを眺めている。どちらも沖縄で買ってきたものだが、左は30年以上使い込んでいる。昔、沖縄に産業がて育っていない頃、米軍のコーラや酒瓶を砕き、ガラスを再生して造ったもの。頑丈で割れない。
そんな製品を求め、何度も沖縄へ行ったが、今では美しいが熱い物を入れると、ペンと割れる製品ばかり。昔が懐かしい。

記憶を失くした追われる男の物語。セリフを覚えるほど、何度も観ている大のお気に入りの作品。
なぜか、大晦日や新年に観たくなる。

夕食に息子と孫娘がやって来た。
堺市でも有名な神社で、バイトしていた孫娘の、元気づけにモツ鍋をふるまう。
巫女さんの仕事をしていたらしい。
大学で軽音クラブに入っているので、帰る時コレクション棚から「One Direction」のDVD
を持たせた。