グアムで植物が育つわけ

昼前に所用を済せ、ホテル街を北へ進む。今回運転は、すべて家人に任せている。 
本人いわく、高齢者の免許更新で、実車運転のミスをしたくないらしい。
私に言わせれば、とんでもない発想だ。外国に来ても、大阪と同じ感覚で運転するから、横に乗っていてヒヤリハットは何度も襲ってくる。
駐車場に停めても、枠からはみ出したり、極端な場合枠の真ん中に駐車する。
二台分を占領するのだから、ポリスに見つかったらペナルティは避けられない。
少しボケが始まったのか…                    

 

しかしそれ以外のスキルは良好なので、注意するタイミングが難しい。

今日はウエスティン前の坂を登る。十数年前、グアムに通い始めたころは、歩いてアッパータモンへ向かったものだ。

昨日ショッピングに来たマイクロネシアモール。靴下のサイズを間違えたので、交換する。

暑さでヒリヒリする中、イパオビーチに到着。白人の女性が独り。ミリタリーの奥さんか、本人がミリタリーか…。以前小説を書いていたので、人の観察は詮索が混じる。

積乱雲が発達し始めたので、午後遅くには夕立が予想される。

私も早めにシュノーケルを始めた。

左右とも白内障の手術は済ませているが、眼内レンズが入っているので、ゴーグル内の気圧で、レンズが移動しないか気には掛かる。ドクターは大丈夫と言っていたが、こんなところで眼内レンズが外れたら、一発アウトだ。

雲の様子を見ながら、ビーチから引き揚げようとしたら、ドローンを操縦しながら歩いてきた若いローカルの女性が、私の名前を呼んだ。「えっ!」と驚いて眺めたら、知り合いの奥さんの娘さんだった。子供を迎えに行くまでの時間を、ビーチで費やしていたそうだ。
彼女は以前からカメラが好きだったので、ドローンの撮影にも興味を持ったのだろう。
別れた後、私らはスーパーへ寄ったが、猛烈な夕立で足止めを食らった。
晴れのち大雨、グアムでは植物の水やりは自然がしてくれるので、これだけは手間が省けそうだ。

ドンキ

グアムの一号線、交通渋滞が頻繁に起こる箇所。直進すればグアム島を突き抜けてしまう。
この信号を左折すれば、グアム国際空港はすぐ。
重機が見える工事現場は広大。ここにドンキが出店するらしい。
堺市の私の家から、車で五分の場所にもあるけど、モノを買ったのは数回しかない。

グアムローカルは新しいもの好きだから、最初は喜ぶかもしれないが、果たしてどの程度に発展するのかお楽しみ。もちろん在住日本人は期待大きいが…

ちなみにグアムローカルも観光客も大好きなROSS。今日は火曜日、シニアは10%割り引きなので、私もグアム運転免許証を提示して参戦した。  

ランチの後、イパオビーチへ出勤?  前日ほど天気は良くないが、太陽が隠れていい塩梅の気持ち良さ。

海に浸かっているのは、韓国人が99%

まもなく雲が切れ、太陽が出てきた。日本の子供も同じだが、韓国の子供も親に甘えてすぐべそをかく。ローカルの子は、べそをかきたくても、親は離れた陸から子供を観察していて、周囲の兄や姉に指示を出す。

魚の世界は、弱肉強食。べそをかいていたら、目の前のエサは獲られるし、うっかりすると自分が食われてしまう。
夕食の残りのハムを数切れ、投げ入れたら強い魚がさらっていった。
将来、日本人は生き残れるのだろうか?

海から上がると、ライフガードが声を掛けてきた。独りで一日、双眼鏡で遊泳者を監視していてくれる。きっと彼の親は、
「腕白でもいい、元気に育ってくれれば」と、思ったかもしれない。
頼りない我が国のトップと、利権を手放さない老政治家たち、どうでもいい軟弱な報道しかできないTVコメンテーターの存在が、日本を蝕んでいる気配を感ぜざるを得ない。

真夏日

夜中に大きな稲光がしていたので、嵐かと思ったら、早朝から快晴の様子。
午前中、所用を済ませマイクロネシアへ。見つけている物がなく、フードコートでランチを済ます。

ウエスティン前の坂を下り、イパオビーチへ。

月曜日なのでローカルの姿は消え、代わりに韓国のファミリーが数組。
しかし彼らもフライトの時間が迫ると、ビーチを後にした。

入り代わりにミリタリーの女性。シートを敷き、一人日光浴。そのうちローカルのカップルが現れる。

私はシュノーケルをしたり、魚の群れを見つけ、バン屑を投げ込んだり…まったりと時間を費やす。

真夏日模様で暑くなり過ぎたので、早めにビーチを後にKマートに。

バイク売り場をチェックするが、初心者用のバイクが並べているだけ。

夕食後、TVを見るとフロリダに大被害をもたらしたハリケーンIANのレポートが、続いていた。壊滅状態の家屋と、被災者を見ると洋の東西を問わずお気の毒になる。

レンタカーのトラブル

昨日は、晴れていたのに急に激しい夕立。
イパオビーチのパーキングに停めていた車に避難。半時間ほどで雨は止んだが、いざ車をスタートさせようとしたら、うんともすんとも言わない。しばらく車内で我慢。
やっとホテルに到着、今朝車をチェック、ボンネットを開けると、蜘蛛の巣が張って、塩害で白くエンジンも霞んでいる。
日本でレンタカーなら、蒸気洗浄された機関は黒光りしている。
ここでは、こんなもんだろうと、車をチェンジしてもらい、日曜日の街へ繰り出す。
スーパーのコーヒー売り場で価格をチェック。同じ系列のスーパーでも、価格が微妙に違うのでここが肝心。

肉類はイオンが逆立ちしてもかなわない。私はリブが好きなので、入念にチェック。

テールスープもおいしいのが作れそう。

ショートリブは新鮮そのもの

骨付きは特に旨い。

ザリガニは白人の好物か…

今日野菜は満杯でも、棚からすべてが消えてしまう時もあるらしい。

ビーチに着いたら、昨日の余波か、まだ曇り空。洗礼式が行われていた。

暫くして太陽が出てきた。前日も来ていたローカルのファミリーに遭遇。
オムツのとれたばかりの妹を、面倒見る兄。両親も木陰で休みながら、子供たちを見守っていたが、家庭内の和やかさが伝わってくる。他にまだ二人の子供がいた。

私は、食パンを数枚持ってシュノーケリング、沖で魚たちが喜び群がってきた。
黒ナマコの個体も増えている。人と海洋生物の相関関係が分かって面白い。

晴れのち、激しいシャワー

グアム観光の第一目的、イパオビーチへやって来た。
家人はさっそく沖まで泳いでいった。ライフガードも顔見知りなので、戻って来たのかと話しかけてくる。

建物はヒルトンホテル。日本人の結婚式も多いが、今のところ見当たらない。
黒いテントは、ミリタリー家族の基地になっている。家族連れなので、総勢10名ほど。
臨月間近の奥さんも海へ入って騒いでいた。

今は雨期なので、雲は多い。土曜日なので、ローカルの誕生会も数組、BBQの臭いが漂っている。

右前方の断崖の上が、恋人岬。

ホテル街を望む。左端がホテルニッコー、隣が新築間もない椿ホテル、ロッテやウエスティンが連なって見える。私は以前この緑のテントから、ロッテホテルまで、滞在中は毎日、タモン湾を往復ノルディック・ウォーキングをしていた。

可愛いローカルの幼児。小学生の兄弟と遊びに来ていた。母親は陸の木陰から監視していて、娘の動向を常に兄弟が面倒見るように、大声で指示している。
グアム独特の子育てで、日本の原風景を見ているようだ。