旧街道を漕いでみる

地元の人しか滅多に通らない、裏道に進入、どこへ出るのか漕いで行く日曜日の午後

30分ほど漕いで現れたのは、見慣れた歩道橋

大阪の人なら、誰でも知ってる長居陸上競技場。ここなら木陰もあると思っていたが…

今なら植物園が人気なのか、家族連れがぞろぞろ…

人気を避けて、陸上競技場の裏手へ…

セレッソ大阪のホームスタジアムも見えてきた

大阪女子マラソンのスタートになる競技場、孫娘が小さい頃、二人で観に来たことを思い出す。

2002 FIFAワールドカップ、2007年世界陸上競技選手権大会などの国際的ビッグイベントが開催されたから、知っている人も多いだろう。

も高校生の時、800m競走に出たので応援に駆け付けたこともある。
その頃は、こんなに立派でなかったが…

銀杏も色づき始めた。ここにはテニスコートもあるので、たまに来ることも…

大阪市と堺市を結ぶ幹線なので、交通量も多く、ここを漕ぐのはあまり好きではない。

長崎旅行をした後なので、TV長崎の文字が出ると反応する。
今朝のNHK、何気に見ていた「立つ女たち」


子育てで忙しい30代のママたち。
二人のママに焦点を当てた内容で、一人はシングルマザーの長崎県人
金銭的にも苦しい生活、援護が欲しいのに応援してくれない行政、
それならと自分が市会議員に立候補する。
軍艦島のガイドもしていたようで、海が荒れて島に上がれない日が続くと、月収も10万程度。同じような境遇の人たちに賛同してもらおうと、SNSで発信、当選する。


もう一人は日立市の寂びれ方に失望し、再生の道を模索するママ。
どちらもネットを利用し、既存の地盤、看板、カバンを捨て、新しい選挙を目指す…
これなら私も賛成投票を早くネットで出来るような国になって欲しいものだ。

究極エンタの、インド映画

午後から暑いのは分かっていたので、大和川右岸の涼風を求めに漕いだ。

涼むコツは、最初に汗を掻くこと

秋の気配を感じる青空

とりあえず給水する

南の方は夏の雲、太平洋の方から、湿気の多い空気が押し寄せてくるのが分かる。

阪神高速ガード下で、やっと涼しい風にありついた

復路は再び、蒸し風呂状態を漕いで行く

国道下で、父親と中坊とみられる二人の釣り客

夏の名残を、一人で楽しむお姉さん

風に揺られる茅の葉が、むき出しの脚を容赦なく擦る

ビタミンDの接取に歩くお兄さん

連休初日で、どこへ行くのかお客さん

トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演の「ナイト&デイ」をインド版にリメイク
「バンバン!」
断然こちらの方が面白い。バキバキの男優に、カワユイヒロイン
インド人は、楽しい、面白いを良く理解している。

湿度と暑さに閉口する

旅が終われば、また淡々と毎日のエクササイズは続く。
そんな訳で昨日の午後から、堺浜へ漕ぎだす。中間地点に人影はない。

連休前の金曜日。このような日に、遊んでいる人は殆ど見当たらない。

軍艦島に見えないことはないが、その対岸の甲子園では、前日大騒ぎだった。

大阪湾のどん詰まり。台風時にはゴミが集まるが、長崎港の大波止によく似ている。
しかし大波止は、昔に比べれば相当開発されていた。

ローディにも、サッカー小僧たちにも遭わず、復路を漕ぐ。

しかしとにかく湿度と高温外気が、身体に溜まっていく。

長崎の坂に比べれば、ここは遊園地に思える。むこうの坂は、心臓疾患の人には殺人坂。
しかし家人は、ドンの山も、鍋冠山もゴム草履で登っていた。

あの坂を思い出すだけで、喉がヒリつき、一服する。

観光地から戻ると、こんな光景に癒される。

しかし癒されない女性がいた。
「AIMEE/エイミー マリーン・フォース」
アフガニスタンの戦闘地で、自爆装置のスイッチを握った子供を、
射殺した海兵隊員のジェシカ。
故郷に帰って見れば、妹が児童ポルノ誘拐グループに拉致されていた。
怒り狂った彼女は、武装して敵地に乗り込み、彼らに引導を渡す。
女性版「96時間」を期待したが、アクションはショボい。


しかしこんな組織がアメリカには多いらしい。それも住宅地にアジトを作り、一見普通の住民として暮らしている…身の毛もよだつ話だが、警察はあてにならない。
そんなことを教えてくれる作品だった。

気になる木曜日

旅から帰った翌日だったが、インドアレッスンに参加。
ローボレー、カットからのリターン練習を数通り。

その後近場の公園を歩き、体調を戻す。

少し疲れ気味だが、夕方6時からは、もっと気合が入る。

長崎の中華街で、食事をしたのは到着した日の夕方だけ。チャンポンを食べた。
その後はスーパーで仕入れた食材で、朝食や夕食を賄い、たまには大波止や長崎駅かもめ市場五島うどんを食す。
帰りは五時のピーチだったので、空港レストラン皿うどんを食べようと思っていたら、3時半前にオーダーストップ。結局キオスクで大村寿司を購入して、中華はお預け。


そんな訳で、昨夕はイオンで仕入れた皿うどん。料理は得意なので、野菜たっぷりで仕上げる。今のところ、この麵のあんが、本場に似ているので一番お気に入り。

麺は袋に二個入っているのですべて使う。むかしは1人で完食していたが、家人が三分の一食べる。玉葱、キャベツ、白菜、人参、しめじ、モヤシ、蒲鉾、豚バラ…いちおう八宝菜になっているので栄養は補完しているだろう。

普段野球は観なくても、昨夜は別。最後にアレをつかみ取り、ヂ・エンド。

お決まりの監督胴上げ。甲子園球場には、小さいお子たちも大勢見受けられた。
こうやって、ファンのDNAは延々と引き継がれていくわけだ。

長崎旅、最後の一枚

昨日は飛行機に乗るまで時間が有ったので、午前中、長崎歴史文化博物館を見学。
建物も内装も素晴らしいが、展示物は相変わらず目新しいものはなかった。
港町で船も出入りしていたはずなのに、置き屋や検番などの資料は見当たらない。
有ったかもしれないが、眼に止まらなかった。

博物館の裏に立派な防空壕、私は幼児のころ、自宅付近の防空壕へ避難したことがある。
単に土手に穴を掘った粗末なもの。とても爆弾を防ぐことはできないと…当時は思ってもいない。防空頭巾を頭にかぶっていたのは覚えている。

入場券を買って、長崎駅の新幹線ホームを見学。

函館もそうだが、終着駅と言うのは、何か感慨を思う場所だ。
行きどまり…人生の終着駅?
夜汽車で到着した昔のサラリーマンは、石炭灰に汚れた顔で、あぁ~遠くに飛ばされた、と思ったのかもしれない。 

私がドンの山の頂上に住んでいた小学低学年の頃、必ずこの墓の間の細い急坂を使い、登下校をしていた。夜は怖い道、火の球も出る時がある。。


旅の二日目の夕方だったが、ペンダントを付けた猫が一匹、墓守をしていた。
長崎旅、最後の思い出として、この一枚を残しておこう。