降らなかった大阪

外へ出る時はかなり強い風。そんな訳で、風除けになりそうな場所を選び歩く。

粉雪も降っていないが、風のせいか普段より疲れる。
この辺りに住みだして半世紀以上経つが、一番雪が積もったのは、数十年前、大泉緑地が銀世界になった時ぐらい。温暖化はやはり現実として感じる。

大和川堤防へ歩いてきた。南東の方へ雪雲が動いている。

北西の雲が移動してきたようだ。上空で風が唸っているので、勢いは強いのだろう。

東も雲が移動して、大阪の空は空白状態。メディアで10年に一度のフレーズが多い。
確かに爆弾低気圧に遭遇する地方は、そう感じるだろうが、強烈さを表現するのなら、私は30年に一度でも、半世紀に一度でもいいと思う。オオカミ少年にならないためにも…
または、私が経験をしす過ぎたのだろうか ?

「バトル・クルーズ」
タイトルから、何か面白そうなのでレンタルした。むかし海技免許を取った時に、講師が
「独りで海に出ないように」と注意された。
沖に出ると、船の当たり屋がいるらしい。実際経験したことはないが、いるとすれば成功する確率は高いだろう。保険金目当てに、数人で襲われたらどうする?
亡き父親から大型クルーザを譲り受けた娘が、武装するグループに立ち向かうのだが、その理由が謎のままストーリーは進む。
取り立てて面白いと思わなかったが、坊主頭のヒロインルビー・ローズが新鮮だった。

嵐の前の静けさ…

小雨は残っていたが、嵐の前の静けさか、風はない。
屋外テニスも中止になったので、気になっていた耳の掃除に、クリニックへ行ってきた。
サーファーズイヤーの影響か、私の耳の左右の穴は、大きさが違うようだ。
穴の小さい右耳に垢が詰まりやすく、自己流で搔き出していても、奥の方に溜まっていく。
ドクターも心得たもので、薬液を穴に垂らし、しばらく診察室の椅子で待機。
頃合いを見て、ドクターは私の耳に金棒を突っ込み、かなり大きめの垢を引っ張り出した。
その後バキュームで、鼓膜周辺の清掃、一丁上がりとなる。

耳を掃除すると気持ちが良い。シニアに歯と耳のメンテナンスは欠かせない。

ふと川面を見ると、ブルーシートの塊り。一瞬、事件かと凝視するが、そうでもなさそう。
世間を賑わす闇バイトの凶悪事件は、ぜひ根絶してほしい。これは証拠が残っているので、トップまで上り詰めて欲しいものだ。

ニューヨーク郊外の寂れた街。そんな荒廃した街を、ゴミ収集車で巡回する男。
自分の娘を不手際から死なせてしまった失意の男を、エイドリアン・ブロディが好演。
そして彼の過去は、死神と恐れられたプロの殺し屋だった。
街を牛耳っているのは、麻薬ディーラーの凶暴な一家。そして街には娘と同じ年頃の黒人少女。
ここまでくれば、アクション映画のテッパン。最強親父が、麻薬一家を潰していく。
耳も暗黒街も CLEAN にするのが一番。

しぶとい弟

最強の寒さ…告知が効きすぎたのか、つい身構えてしまう。
昨日は暖房器具や、灯油も満タンにして備える。
曇りだったが、午後から歩きだす。

こんな日和なので、日曜でもあまり人は出歩いていない。

行基大橋を渡り、大和川右岸へ移動。

太陽が時々顔を出す。

アビコ大橋を渡り帰宅した。

急いだのには理由があった。LPGA のネリー・コルダの弟、セバスチャン全豪オープン試合が気になっていた。
試合は拮抗、最後までもつれる。スコアを見て欲しい。五セット目も6-6、
タイブレークに入り、一進一退。しかしセバスチャンにわずかな運。

勝利してベストエイト進出。西岡が勝っていれば、対戦するところだった。

日本時間、早朝終わったLPGA ツアーで、畑岡と並んで二位だった姉のネリーは四位、畑岡は五位に終わる。姉、弟で日本人対決になったら面白かったのに残念。
ネリー・コルダはこれからも、日本選手のになるのは間違いない。
距離の出る高弾道のショットは、日本人には難しい。西村優菜ならドライバーを二度使わないと追いつけない場合もあるだろう。
そこに追いつく試合が楽しみでもある。

アーチェリーでは、矢は高弾道ではなく真っすぐ飛んでいく。
この女性選手の家族は、ある理由から暴漢に襲われ、父親は殺されてしまう。
復讐のため、別荘に練習に持ち込んでいた弓矢で、強欲暴漢に立ち向かう彼女。
アメリカのマフィアは、拳銃で撃たれるより、日本刀で切りつけられるのが怖いらしい。
しかし矢が突き刺さるのは、想像するだけでも怖い。

オーストラリア映画「レディ・アロー」
彼女、女マッド・マックスか ?
ちなみにAVARICE とは、金銭に対して強欲な事らしい。

LPGA始まる

最強の寒波が来そうなので、土曜の好天は貴重。
そんな訳で、大和川右岸を河口の方へ漕ぎだす。

防波堤に描かれた落書き。描く方も足場がいると思うが、昼間は見つかるし、夜間に作業するのだろうか?
痕跡を残し、仲間内でコンペをしているのだろうか?
目的が分からないが、ある程度のスキルがないと描けないだろう。

無人の水際を漕いでいると、ケアンズのフォー・マイル・ビーチを思い出す。

もう一度、オーストラリア旅行をしてみたい…
そんなことを思い、水面を眺めるが魚影は無い。釣り人がいないはずだ。

帰路につく。先日と同じシェパードを連れた愛犬家の姿。訓練が終わっていたら、飼い主の側に沿って歩くのだが…

米国女子プロゴルフが始まった。三日目、畑岡が二位に上がってきた。

ネリー・コルダも追いつく。最終日は面白そう。彼女の弟も、テニス「全豪オープン」で20日、優勝候補のダニール・メドベージェフ選手を破って4回戦進出。なんという家族…

懐かしい人を見つけた…

過去みて我が振りなおせ !

アビコ大橋から、西へ向かって歩き出す。

極寒が近づいているというのに、春の雰囲気。しかし西風のせいで、往路は足が重くなる。

JR阪和線、浅香駅近くまで歩いてきた。家人の誕生日なので早めに切り上げ、舌平目のバターソティとスナップエンドウの付け合わせを用意する。

夕食後、全豪オープンの試合をチェック。
女子のウエアがカラフルになった。上から下までナイキ。

結果は、アザレンカが2-1で勝利。やる気満々のスタイル。

テニスを切り替え鑑賞したのは、左端のジョージ・クルーニーが監督、主演した
「ミケランジェロ・プロジェクト」
第二次世界大戦が終わりに近づいたころ、ナチスは占領地から、貴重な絵画や美術品を持ち帰り山の中に隠してしまった。盗んだわけで、それを敗戦の賠償代わりに使おうとしたらしい。苦労の末、連合軍の美術関係者が探り出し、取り返そうとした実話。
今ドイツは、戦車をウクライナに提供するのを躊躇っている。
それはないぜドイツさん。人の物をカッパライ、残ったものを火炎放射器で燃やしてしまった過去が有るのに、いまさら戦車提供が、メリットもあればデメリットもある…そんなコメントは聞きたくない。
早く終戦に持ち込むには、ゲームチェンジャーになる戦車は必要。
その結果が、ドイツの自国第一主義にも繋がると思うのだが…