過去みて我が振りなおせ !

アビコ大橋から、西へ向かって歩き出す。

極寒が近づいているというのに、春の雰囲気。しかし西風のせいで、往路は足が重くなる。

JR阪和線、浅香駅近くまで歩いてきた。家人の誕生日なので早めに切り上げ、舌平目のバターソティとスナップエンドウの付け合わせを用意する。

夕食後、全豪オープンの試合をチェック。
女子のウエアがカラフルになった。上から下までナイキ。

結果は、アザレンカが2-1で勝利。やる気満々のスタイル。

テニスを切り替え鑑賞したのは、左端のジョージ・クルーニーが監督、主演した
「ミケランジェロ・プロジェクト」
第二次世界大戦が終わりに近づいたころ、ナチスは占領地から、貴重な絵画や美術品を持ち帰り山の中に隠してしまった。盗んだわけで、それを敗戦の賠償代わりに使おうとしたらしい。苦労の末、連合軍の美術関係者が探り出し、取り返そうとした実話。
今ドイツは、戦車をウクライナに提供するのを躊躇っている。
それはないぜドイツさん。人の物をカッパライ、残ったものを火炎放射器で燃やしてしまった過去が有るのに、いまさら戦車提供が、メリットもあればデメリットもある…そんなコメントは聞きたくない。
早く終戦に持ち込むには、ゲームチェンジャーになる戦車は必要。
その結果が、ドイツの自国第一主義にも繋がると思うのだが…

覚悟は有りますか?

寒い時のインドアは有り難い。リターンからの前衛アタックを、反復練習。
ミニゲームで終わる。
やはり相手の打ったボールが、眼の影響か消える瞬間がある。照明の関係もあるだろうが、いつまで続けられるのだろうか?

遅いランチの後、好天なので近場を漕いでみる。

大和川左岸堤防の、近鉄踏切通過。

河川敷に下りるが草刈りの最中。構わずいつものルートを漕いでいく。

乾燥しているので、藪に火が付いたら大変。草刈りの意味を再認識する。

再び堤防へ上がってきた。

草刈りの粉塵で、喉がいがらっぽくなり、うがいする。

堤防を下り、街中を漕いでいく。

ショッピングモールの傍を通過。

近くまで戻って来た。

戦争映画はハリウッド製が多いが、これはポーランド製、と言っても
傑作「灰とダイヤモンド」を撮った国。決めるところは決めている。
イラク戦争時の多国籍軍、ポーランド部隊とシーア派民兵軍による戦闘
「カルバラ・シティホール攻防戦」を描いている。
多国籍軍と言っても、トップで仕切るのは米軍で、最前線がポーランドになる。
そんな訳で、両軍に齟齬は有るわけで、ミッションが終了しても、功績は米軍に記録される場合もあるようだ。
今朝の日経新聞の一面に、台湾軍は米国州兵とも合同訓練をするらしい。
日本の自衛隊も、有事の時は多国籍軍に組み込まれ、台湾軍と一緒に戦うことになるはず。
しかし事が終わり、日本の貢献度はそれほど認められず、「とんびに油揚げ」状態なら、血を流した自衛隊員、日本の税金は無駄になる。
台湾紛争が始まる前にやることが一杯あるのに、根回し自画自賛の政治家さんは、他人事の様に感じている。

政治家も、たまにはこんな映画を観て、何かを感じて欲しい。死ぬのはおいらだ !

うすら寒い話…

薄日が射していたので、午後からノルディック・ウォーキング。
公園の中で、隣町から歩いて来たというご婦人に会った。同じようにポールを両手に持っている。その婦人「こんな杖を持っていると、年寄りに見られるのよね」と話す。
「もう十分、シニアですよ」と切り返したりしなかったが、代わりに「心臓のリハビリに良いそうです。長生きしますよ」と言って別れる。

ここは桜の木が多いので、シーズンはかなりの人が歩く。池の鯉も大きく育ち、人影で寄ってくる。

大和川左岸堤防へ歩いてきた。雲が何やら怪しい動き。

ベンチで一服していると、空からパラっと落ちてくる。

ベンチを濡らし始めたので、撤収することに…

四月からコロナは五類に変わるらしい。屋内のマスクは取れるようだが、政治家とTVのインタビューアーは全員マスクなしでお願いしたい。聞き取りにくいので、何を言っているのか分からない。
特に言い訳をする政治家さん、活舌をはっきり、謝罪は顔全部で表現してほしい。

今や伝説的な作品になりつつある「戦争のはらわた」
男の集団が、命を懸ける戦場。だからこそ人間の裏も表も見えてくる。
そこには死をも恐れないベテラン軍曹もいれば、鉄十字勲章欲しさの、経験の浅い上官もいる。
敵も怖いが、見方も怖い。そんなシーンを、 ロバート・アルドリッチ監督は「攻撃」で表現し、サム・ペキンパー監督はこの作品で喝破した。
ウクライナ戦争を傍観しても、ウクライナにもロシア寄りの政府高官がいて、時々拘束されている。戦場の兵士は命がけなのに、政治家は自分の欲のために動く。
ドイツ のショルツ首相、今もう一度、この作品を観て欲しい。
1944年東部戦線南部、ドイツはロシアに押し込まれ敗走の憂き目、あなた方は経験しているはず。
ためらわず直ぐに、ウクライナに戦車を送ってほしい。
サム・ペキンパー監督の先見の明、そうしないと映画の終わりの様に、笑われますゾ !

天気晴朗、波静か…

家の屋上は、洗濯物が飛ぶほど風が吹いていたので、厚めのアウターで漕ぎだした。

ところが堺浜へ来てみたら、波静かで工場の煙突の煙は垂直上へ…

喉の渇きをいやし、外周道路を眺めるが、車も人も少ないのに、少し肩透かし

六甲山の山並みもくっきり

大阪湾の終点も、人の気配なし

みんな正月明けで、仕事にエンジンが掛かったと思うのに…平日の午後、うろついているのはシニアぐらい。
ウクライナで戦争が終われば、ボランティアで重機を持ち込み、破壊された街の復興を手伝いたい思いも…

おやおや、わが街は静かなもんだ…

えてして金貸しは、街金を問わず、銀行、証券会社も含め悪賢い人の集合体と思われがち。しかしそんな職場の、仕事も家庭もピース状態の男が、飲酒運転事故で同乗していた同僚を失くし、極悪刑務所に入れられたら、ハイエナの群れの中へ入った子犬みたいなもの。
生き延びるには、知恵を絞り、肉体を鍛え、その中に同化していくしかない。
裏切れば家族が殺される世界。
男は家族が襲われないため、刑務所内でマフィアのトップになることを狙う…
そのためには、やるべきことをやる…あなオソロシや

オチョクッたコーエン兄弟

曇りで肌寒い、正月初めての屋外テニス。
身体も思うように動かず、ミスショットに天を仰ぐ…

天を仰がせたペアは意気揚々

全員集合とはいかなかったが、今年も宜しくね。

昨日イオンへ買い物に行くと、レンタル落ちのDVDが三本まとめて千円を切っている。
時々見かけるイベントだが、冷やかし気分でチラ見する。
ジャケにお気に入りのスターたち、監督はコーエン兄弟。しかし私のコレクション棚に入っていないのは、そんな意思がなかった作品なのか?
安かったので買ってみた。早速拝見、なんかコーエン家族の力関係が見えてくる。
長男、ジョシュ・ブローリンを要石に据え、少しぬけてる次男にジョージ・クルーニー
ジョエル・コーエンは嫁のフランシス・マクドーマンドに、私の方がスカーレット・ヨハンソンより上だからね…とか言われ、いい役をつける。
ストーリーは50年代のハリウッドの赤狩りを茶化した内輪話。このとき共産主義の噂された著名な映画人が追放された事件で、いわゆる分断の時代。
内輪の話なので、歴史を少しかじってないと面白くもなんともない。
しかし330円ならお買い得。