書評で、本屋へ走る

朝刊の読書欄を見ていたら、気になる本が有ったので、即、通りの向こうにあるイオンの四階、紀伊国屋へ向かった。買ったのは「トキョー・キル」
ハード・ボイルドのようなので、期待しよう。
以前は気に入った本は、文庫本になる前にハードカバーでよく買った。
しかし読書も、今回が最後になるかもしれない。眼の劣化で、集中して文字を追いかけることができなくなった。

午後から冷たい風の中、歩き出す。

大和川堤防へやってくる。

寒いのは分かっていたので、夕餉は煮込みうどんの段取りを済ませていた。

今の時期、グアムは最高だろう、うらめしい。

ゲイリー・クーパーのDVDは、かなりコレクション棚に有るが、
「遠い太鼓」「 真昼の決闘」「ベラクルス」もお気に入りだ。
恨めしさを晴らすため、食後に録画棚から再生したのは「西部の人」
監督がアンソニー・マンだったので、ジョン・スタージェスみたいな向こう受けしないが、その時代に生きる人間の仕方なしさも上手く撮っている。
強盗団の首領、リー・J・コッブが迫真の演技、歌手のジュリー・ロンドンが華を添える。

クーパーはやはり拳銃を握らすと、サマになる。

断酒3か月+1日

酒を断って、もう90日以上経過した。飲みたいと思うこともあれば、これでいいんだ…
と思うこともある。
大好きな物をひとつ捨てたら、大事な物をひとつ拾う。私の場合は命だった…
と言えば大げさだが、ぎっくり腰で倒れたのは、身体が悲鳴を上げたのだと思っている。
毎日、焼酎とウイスキー合わせて三合以上、これでは身体にイイワケナイ…
それに食も進むので、飲みホ食いホの生活。体重は85キロを超え、テニスをしても思うように動けない。そしてギックリ…
今、体重は減ったが、まだ300g のステーキ10枚ほどが腹回りに残っている。
そんな訳で、昨日は小雨の中歩き出す。

いわゆるそぼ降る雨、冷たい。大和川堤防を歩く人は皆無。

アビコ大橋をUターン

行基大橋までを二往復。

本音を言えば、熱いお湯割り焼酎、三合ほど引っかけ、あては大根のおでん。
ぐっと我慢して鑑賞したのは、
「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」
ストーリーはややこしく、やはり最初に観た作品が一番印象は強い。これで最終章らしいが、監督をジェームズ・キャメロンに変え、新の物語を始めて欲しいものだ。

身を切る冷たさ

インドアテニスレッスン、昨日は常任コーチが体調不良で、応援コーチで始まる。
クラスはスキルで分けられているので、教えるマニュアルはコーチが変わっても変わらない。
しかしこのスクールのコーチはみんな若い。孫みたいな年齢だから、シニアの筋肉動作や心理など分かるわけはない。そのてんゴルフのレッスンプロは、年配者も多く、スキルは勿論、コーチングのメソッドが蓄積されており、生徒に合わせたレッスンが上手い。
もちろんレッスンフィも高いけど…

午後遅く外を歩き出すが、冷たい外気に、真冬を感じた。

放射冷却で冷たさが増し、寒さ嫌いの私には堪える。

川が凍結すると、どんな感じになるのだろう?
到底私なんか、豪雪地帯に住むことはできない。

「マーベラス」
ここに出ている三名も、到底ふつうの生活は出来ない。職業は殺し屋、または射的の対象になる護衛。なんか似たようなストーリーの作品ばかり観ているような気がする。
制作者も、観る人の年齢に合わせた作品を撮れば良いのだが、コーチングが悪いのかマンネリの域を出ることがない。

勇気づけられる門田博光氏の言葉

せっかく晴れた大阪の空、豪雪地帯には申し訳ないが、午後からグラベルロードを漕ぎだし、大和川右岸上流を目指す。

砂利道をグラベルロードと言うらしいが、昔の日本を思い起こせば、いたるところに砂利道は見られた。  

雨が降れば泥濘の道も、昨日は難なく漕ぎ抜ける。

あぜ道も通過。

補強された護岸も…

復路の時間を計算し、ここでUターン。

晴れているのに、粉雪ぱらり…

グラベルもMTBで走り続けると、飽きてくる。キャノンデールからバイクのカーボン、
グラベル専用車が出たらしい。

今朝、日経のスポーツ欄で読んだのだが…
往年のホームランバッター、門田博光氏が亡くなった。身長170cm、体重81kg。
通勤電車の1両に1人乗っているような背格好の人物…全く私と同じような体格だ。
その門田さんが引退会見で語った言葉に「そこそこ頑固もんでないと、そこそこのものも残せないことが分かった
そう言ったのには訳があった。
野村克也は門田のフルスイングを、「狭い大阪球場なら、振り回さなくても本塁打になる。80%の力で振れ」と諭したらしい。
しかし門田は首を縦に振らず、自分のスタイルを貫き、常に100%の力でバットを振った。
そして「頑固もんも人それぞれに色が有り、一つの個性として見てもらいたい


立派なシニアが、経験を生かして、世間に役立つことをボランティアで働きながら、人生を終わりたい…そう願う人も多い。
しかし私は80を超えても、そのようなことは出来ず、毎日歩いたりバイクを漕いでいる。
趣味の世界でも、頑固もんでもいいんだ…私はそのように考えている。

「ネイビーシールズ  ローグ・ネイション」
頑固もんが映画を撮ると、こんな風になるのだろうか?
アクション全編ワンカット!
簡単に言えば、最初から最後まで、映像がひとつに繋がった、ワンカットアクションの映画
そのせいか、映画の初めから終わりまでの96分間、久しぶりに緊張して鑑賞。
ストーリーは、離れ小島のテロリスト収容所に、重要人物がとらえられており、ネイビーシールズの隊員がアメリカ本土へ運ぶ命令を受け乗り込んでくる。
しかし同時に、傭兵の一味もその重要人物の抹殺に島を占領。二つのグループの壮絶な銃撃戦が始まる。主演のスコット・アドキンスがイイ。相当訓練されて臨んだのか、銃器の扱いが上手く、ハラハラドキドキが続く。
頑固もんの戦争映画好きには、堪らない面白さだ。

降らなかった大阪

外へ出る時はかなり強い風。そんな訳で、風除けになりそうな場所を選び歩く。

粉雪も降っていないが、風のせいか普段より疲れる。
この辺りに住みだして半世紀以上経つが、一番雪が積もったのは、数十年前、大泉緑地が銀世界になった時ぐらい。温暖化はやはり現実として感じる。

大和川堤防へ歩いてきた。南東の方へ雪雲が動いている。

北西の雲が移動してきたようだ。上空で風が唸っているので、勢いは強いのだろう。

東も雲が移動して、大阪の空は空白状態。メディアで10年に一度のフレーズが多い。
確かに爆弾低気圧に遭遇する地方は、そう感じるだろうが、強烈さを表現するのなら、私は30年に一度でも、半世紀に一度でもいいと思う。オオカミ少年にならないためにも…
または、私が経験をしす過ぎたのだろうか ?

「バトル・クルーズ」
タイトルから、何か面白そうなのでレンタルした。むかし海技免許を取った時に、講師が
「独りで海に出ないように」と注意された。
沖に出ると、船の当たり屋がいるらしい。実際経験したことはないが、いるとすれば成功する確率は高いだろう。保険金目当てに、数人で襲われたらどうする?
亡き父親から大型クルーザを譲り受けた娘が、武装するグループに立ち向かうのだが、その理由が謎のままストーリーは進む。
取り立てて面白いと思わなかったが、坊主頭のヒロインルビー・ローズが新鮮だった。